山口県の防府天満宮では、二十歳のつどいを終えた若者が矢を放って、邪気を払う恒例の「弓始式」がありました。

防府天満宮の弓始式は学問の神様菅原道真公が弓の名手でもあったことにちなんだもので成人の日の恒例行事です。

境内には、「邪」と書かれた直径1メートルあまりの的が用意されました。

12日に二十歳のつどいを終えたばかりの8人が的を射ぬいて邪気を打ち払いました。

大江久朔さん
「新年ということもあったので気持ちを切り替えて今年1年頑張っていけたらと思います」

山本夏妃さん
「ひとりの大人として自分に強く生きていけたらと親にも感謝してこれからも過ごしていけたらと」

的を射ぬいた若者たちに参拝客から拍手が送られました。