山陽小野田市の厚狭高校で、高校3年生を対象にした選挙の出前講座がありました。

市の選挙管理委員会が、政治や選挙に関心をもってもらおうと開き、今年度中に18歳になって選挙権を得る3年生およそ90人に、クイズを交え、選挙の仕組みや大切さを話しました。

出前講座:「現状では、選挙に立候補した人はどうしても投票率の高い高齢者世代に優位な政策を訴えがちになるんじゃないかということが言えます。みなさん、若い世代はどうすればいいんだろう」

山陽小野田市では今年、夏の参院選、4月の市長選挙、秋の市議会議員選挙と、選挙が多く予定されています。生徒は真剣な表情で職員の話に耳を傾けていました。

高校生:「10代の投票率より20代の投票率の方が低いというのがすごく意外」

高校生:「若者がしてもらいたいという政策を実現できると思うから、自分がまずは投票に向かいたいと思った」

市選挙管理委員会では「自分でしっかり考えて投票に行ってほしい」としています。