今、欠かせないものの1つになっている携帯電話ですが、この携帯電話で”脳の健康”もチェックができるようになりました。

■軽度の認知症疑いを93%検知


NTTコミュニケーションズが「脳の健康チェックフリーダイヤル」というサービスを9月22日から開始しました。
これは音声を解析するAIが会話の特徴や内容から認知機能を判定するというものです。軽度の認知症疑いのある方に試してもらったところ、93%を検知したということです。

■落語家・立川志らくさんが生放送で脳の健康チェック!結果は?

フリーダイヤル(0120-468354)に電話すると、音声が30秒ほど流れます。その後、音声案内に従い日付と年齢を答えるだけ。2つの質問に答えるだけで認知症のチェックができます。
実際に落語家・立川志らくさんに「脳の健康チェックフリーダイヤル」を試してもらいました。

<音声ガイダンスとのやり取り>
ーー今日は西暦で何年何月何日、何曜日ですか?
落語家・立川志らく
「2022年9月28日水曜日です」

ーー何歳ですか?
落語家・立川志らく
「59歳です」

ーー結果、認知機能は正常です。

若林有子アナウンサー
「問題がないということですね!」

恵俊彰
「おめでとうございます!」

落語家・立川志らく
「ちょっとドキドキしました(笑)」

異常がある場合は、”認知機能の低下が見られます”という音声が流れて、サイトに繋がるSMSショートメッセージなどが送られてくるということです。このサービスは2023年3月までで、無料でチェックすることが可能です。

■認知症を予防するために活用を


このサービスについて、NTTコミュニケーションズの久野誠史さんは「認知症は早く気づくことがとても重要と言われている。今後、タクシー運転手やトラック運転手、高所作業をする現場作業員の方など認知機能の低下による事故を未然に防ぐために活用してほしい」と話していました。

恵俊彰
「早く発見することに、非常に意味があるんですね」

弁護士・八代英輝
「進行を遅らせることはできるので、見つけるのが早いにこしたことないですね」