■弁護士「正直、申し訳ない」
山崎裕侍記者
「私は当時東京拘置所に勾留されていた男と面会し、手紙のやりとりもしました。反省の言葉は少なく、事件を起こした理由について、ある女性のことについて聞きたかったからだと主張しました」
手紙でBは、自分が好意を寄せていた女性を被害者らが横取りしたと主張した。だがそれはBの思い込みだった。
前の事件での10年間におよぶ獄中生活で、Bには拘禁反応による妄想が現れていた。

準主犯格Bの義兄
「シャワーを浴びてる。何時間も何十時間も。"自分の悪行を洗い流したい"と。おかしい。下の階の人のところに行って『ここは俺のうちだから出て行け』『俺の周りにいるやつは敵だ』『壁から手が出てきて、襲ってくる』」