和紙を使ったイベント 中心市街地で行われた「和紙あかReナイト」
先月、この和紙を使ったあるイベントが開かれました。
都城市の中心市街地で行われた「和紙あかReナイト」。
ロウソクの火を和紙で包むことで生まれる、やさしい灯りが街を彩りました。


(訪れた人)
「和紙の温かみのあるのと、炎の温かみとでいい雰囲気。きれい」

繰り返し再生させることができるため、環境にも優しいという「和紙」。
「紙漉き文化再生プロジェクト」のチームは、先月、日ごろの環境活動を発表する九州大会で見事、最優秀賞を獲得しました。来月、全国大会に出場することになっています。

(都城商業高校・紙漉き文化再生プロジェクトリーダー 藤岡佑成さん)
「伝統文化を再生するだけでなく、周りのいろんな人たちとのつながりや輪ができるので、この活動を全国に広げていくことで、その輪を全国に広げていけたらと思っています」

一度は衰退した伝統文化が、若い人たちの力で再生されようとしています。
生徒たちは、今後、和紙を使った商品の開発を目指すことにしているということです。
※MRTテレビ「Check!」1月10日(金)放送分から