福島県内では、去年1年間に11万3927件の110番通報があり、前の年と比べ1万2700件ほど減少しています。これは、およそ4分30秒に1件、1日312件ほどの通報が受理されているということになります。
内訳をみると、緊急性のある通報、つまり適正な通報は、半分以上を占めています。その一方で、いたずら電話や応答がないものは、3万件あまり。さらに、緊急性のない通報も1万7600件と、全体の42%ほどを占めています。

実際に、どのような通報があったのかというと、
(1)家まで遠いのでパトカーで自宅に送ってほしい
(2)カギをなくして家に入れない
(3)落とし物をしたが、警察に届いているか
ちなみに、落とし物の問い合わせは、110番ではなく、管轄する警察署に連絡してください。
いたずらなどの悪質なものは、犯罪になるおそれもあります。警察では、緊急性のない相談や問い合わせについては、警察相談専用電話「#9110」に電話するよう呼びかけています。
