福島県会津若松市では10日、新春恒例の十日市が開かれ、縁起物などを買い求める人たちで賑わっています。

会津若松市の十日市は、400年以上の歴史を誇る会津地方最大の初市です。市内では10日朝から、神明通りや大町通りを中心に、およそ300軒の出店が並びました。今年は、寒波による大雪に見舞われましたが、昼間は日差しが差し込む時間帯もあり、伝統の起き上がり小法師など、縁起物を買い求める人の姿がみられました。

訪れた人「去年は色々あったから、今年はもっと穏やかないい年になってほしいなと思って」

このほか、会津産のキャベツをふんだんに使った焼きそばや、炭火で香ばしく焼いた会津地鶏の焼き鳥などのグルメも販売され、多くの人で賑わいました。

訪れた人「いやー人が多くて凄いですね」
訪れた人「雪の中なのに、こんなに人がいるのは、十日市ならではかなと思いました、本当に」
訪れた高校生「初めて来たんですけど、めっちゃ楽しいです。おいしいものがいっぱいあるし、寒いけど、豚汁とか食べて温まって、めっちゃ楽しいです」

十日市は午後8時まで開かれ、10万人以上の人出が見込まれています。