なぜ急速に感染拡大? 2024年に流行のインフルエンザとは別型か

急速にインフルエンザの感染が拡大している理由として、いとう王子神谷内科外科クリニックの伊藤博道院長は、いま主流となっているウイルスが、2024年に流行ったインフルエンザA型の別の型である「pdm09型」だと指摘します。

いとう王子神谷内科外科クリニック 伊藤博道 院長
「(pdm09型は)すごく感染力が強いとか、重症化しやすいとは言えない。一つ言えるのは、pdm09型が2019年以来、大きな流行をした。この5年間にコロナ禍も含むが、インフルエンザに対する我々の免疫力が低下するには十分な年数だったのではないか」

また、2025年は、インフルエンザの流行が平年よりも前倒しで訪れたことも感染を拡大させたといいます。

いとう王子神谷内科外科クリニック 伊藤博道 院長
「暑さが長引いたことで、寒暖差に苦しむ短い秋があって。急激に寒くなって空気が乾燥すると、ウイルスにとっては活動しやすくなり、我々は免疫力が落ちた。ウイルスにとって有利な点と、我々にとって不利な点が相まって、大きな感染の広がるスピードの力を作り出したのではないか」