高知県須崎市と高知信用金庫などが市の地域活性化を目指す取り組みの一環で、商店街を華やかでめでたい雰囲気に飾り付けました。市の新たな観光スポットになることが期待されています。

飾り付けが行われたのは須崎市の中心部にある須崎中央商店街です。

須崎市と高知信用金庫などは地域活性化を目指す「海のまちプロジェクト」の取り組みの中で、須崎中央商店街に「須崎のサカナ本舗」をオープンするなど商店街のリニューアルを進めてきました。

今回の飾りつけもその一環で、コンセプトは「縁起めでたい、だるまと五色布(ごしきぬの)」。


商店街の正門や街灯がだるまや鈴なり、紅白の提灯、五色の布で飾り付けられ、賑やかでおめでたい雰囲気になっています。

また、商店街の北側にある「川端(かわばた)シンボルロード」と呼ばれる道沿いには、合わせて14基の灯籠がお目見え。

夜に点灯されると、およそ800メートルのシンボルロードをオレンジの花が咲いたような光で照らします。

須崎市などは商店街周辺が新たな観光スポットとなることで人口減少が進む市の地域活性化に繋げたい狙いです。

(須崎市 楠瀬 耕作 市長)
「5年計画で海のまちプロジェクトを商店街の再生を進めて3年目。また一段とレベルアップしたな、町が変わってきたなという印象でございます。イベントをできるだけ定期的に開いて、ふだんでも来ていただけるような町にしていきたいと思う」

今月18日と19日にはこの商店街で縁日の屋台やご当地キャラが登場するイベントが行われる予定です。