福島県内でも、インフルエンザの感染が急拡大しています。
県は7日、年末のインフルエンザの感染者数を公表しました。それによりますと、1医療機関あたりの感染者数は44.35人と、警報レベルの30人を2週連続で超えました。また、40人を超えたのは、2019年以来だということです。

地域別では、会津が73人、いわき市では58.85人、県南や郡山市では40人を超えていて、ほぼすべての地域で、警報レベルとなっています。このデータは、12月23日から29日までの1週間の数字です。

年末年始は帰省や旅行など、人の移動も増えたことや、8日から学校も始まり、さらに感染が拡大することも懸念されています。県は、症状がある場合は手洗いやマスクの着用など、感染を防ぐ対策をとるよう呼びかけています。
