いわゆる年収「103万円の壁」の引き上げをめぐり、自民党の森山幹事長は「財源の裏付けのない話はしてはいけない」と述べ、引き上げを主張する国民民主党をけん制しました。
自民党の森山幹事長は8日、熊本市で開かれた党の会合であいさつし、「103万円の壁」引き上げをめぐり、協議で具体的な財源を示していない国民民主党に対し、次のように述べました。
自民党 森山幹事長
「(自公と国民民主)3党でしっかり協議をさせていただきたいと思いますが、財源の裏付けのない話はしてはいけませんし、そういう政治をするということは国をおかしくしてしまいます」
森山氏は、かつてイギリスのトラス元首相が財源の裏付けに乏しい大型減税で混乱を招いたことを引き合いに出し、「トラス・ショックのようなことが起きたらえらいことになる」と指摘しました。
会合後、森山氏は記者団に対し、「財源のない政策はあり得ない」と重ねて述べた上で、“野党の意見も丁寧に聞き、2025年度予算案の年度内成立に全力を傾ける”考えを示しました。
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