「スピード感を持ってしっかり前に…」新銀行の船出にかける思い
石川頭取が書いたのは、【前進】です。


※青森みちのく銀行 石川啓太郎 頭取
「これからがいよいよ新銀行としての出発、スタート。これまで合併作業をやるうえでなかなか取り組めなかったことも諸々ありますし、スピード感を持ってしっかり前に進んでいく」

1970年代から2大地銀体制が続いた青森県。青森銀行とみちのく銀行の営業拠点は隣接した場所に立ち並び、競い合ってきました。

その中、2021年に発表されたのが経営統合の基本合意でした。急速に人口減少が進み経営環境が厳しさを増すなか、健全な経営基盤を構築しながらサービスの向上に取り組むのが狙いです。

今回の合併で青森みちのく銀行は県内に本店を置く唯一の地銀となり、預金・貸し出しシェアはともに8割に迫るようになりました。そのメリットは大きいと石川頭取は強調します。
