“生活の足”に大きな影響が…
この年末年始、移動に欠かせない「生活の足」に大きな影響が出ました。
まずは鉄道。12月30日のことでした。

※中澤美寿妃 記者
「東青森駅に来ています。私の後ろに見えているのが脱線した車両です」

東青森駅では貨物列車の機関車が脱線。JRはこれに加えて、大雪のため除雪が追いつかず、線路に倒木も相次ぎ、連日、運休する列車が発生しました。

※弘前駅の利用客
「弘前はいま、“陸の孤島”。青森にも秋田にも行けない。ここへ滞在するより他にない」

帰省客や旅行客で交通機関の混雑がピークの1月2日。続いて空港に目を移すと…

※中澤美寿妃 記者
「青森空港です。停電の影響でエスカレーターが止まっています。搭乗手続きもストップしていて、空港内は多くの人で混雑しています」
この停電は、倒木によって高圧線が切れたことが原因とみられています。

空港に向かったとしても、除雪した雪を駐車場の一角に寄せるため、止めることができる台数が減り、さらに9連休が重なって利用者が増え、車が駐車できない状態が続きました。
