旧ソ連構成国モルドバでは、今年に入りロシアからのガスの供給が停止しましたが、これにより現地の親ロシア派地域で暖房が止まるなど大きな影響が出ています。
ロシア国営ガス会社・ガスプロムは去年末、「モルドバが支払い義務を履行していないこと」を理由に、モルドバ向けの天然ガスの供給を1月1日から停止すると発表。ガスによる火力発電に頼るモルドバでは、大規模な停電が起きる可能性が指摘されていました。
ロイター通信などによりますと、特に影響を受けているのがモルドバ東部の親ロシア派支配地域「沿ドニエストル共和国」で、各家庭で暖房や温水の供給が止まったほか、食品工場を除くすべての産業・企業の活動が停止。また、現地では計画停電が行われているということです。
市民
「(対策は)何もしていません。寒い中暮らしています。まだ寒すぎるわけではないので、着込んで、毛布にくるまっていれば今のところは大丈夫です」
一方、モルドバ政府は3日、他の地域のエネルギー需要は国内での生産分とルーマニアからの輸入で賄えているとし、「沿ドニエストル共和国」に対して、指導部が受け入れるなら支援を提供する準備があるとしています。
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