◆犯行に加わった少年ら4人と八木原被告、川村被告の関係性
なぜ、彼らは犯行に加わったのでしょうか。
荒木颯太記者
「犯行に加わった少年ら4人は、札幌白石区内で知り合った、不良仲間だったということです」
少年ら4人と、八木原被告、川村被告との関係性です。
関係者によるとアルバイト従業員の少年(17)と、川村被告(20)は、交際関係にありました。この少年は、川村被告を通じて、長谷さんとも面識があったと見られています。
そして、アルバイト従業員の少年(17)と、18歳の男子高校生は同じ高校に通っていました。

男子高校生(18)の中学時代を知る人は、私たちの取材にこう証言しています。
加害者の男子高校生(18)を知る人
「仲の良い女の子にLINEとかで、結構攻めたことを言ったりとかしてました。LINEで女の子に対するセクハラ発言とかして、その女の子からも相談を受けたことがありました」
また、男子高校生(18)と中学の同級生だったのが、もう一人のアルバイト従業員の18歳の男です。この男(18)と、男子高校生は長谷さんと直接の面識はありませんでしたが、激しい暴行を加えていました。

男の中学時代を知る人たちは、当時から暴力的な面があったと話します。
加害者の男(18)を知る女性
「問題児ですね。結構(先生に)反抗とかしちゃって、暴力が多かった。けんかした相手を全裸にすることが趣味だった…ぽくて」
加害者の男(18)を知る女性
「高校に入ってからつるむ人が、派手になって来ているということもあって、段々派手な方向に行っちゃってましたね。中学時代は、クラスであまり目立ってない人には、悪口を言ったり、暴力を振るっていたりしました」
さらにもう一人のアルバイト従業員の少年(16)は、長谷さんに激しい暴行を加えた18歳のアルバイト従業員の男と、同じアルバイト先で働いていました。
加害者の少年(16)を知る中学の同級生
「(中学)2年生に上がったあたりから、やんちゃな子と絡むようになって、段々そっち側に行っちゃったのかなって感じです」
「学校に来なくなったりだとか、インスタのストーリーとかで、いつもやんちゃな人とかと、町に出掛けたりしているのは、わかったので…」