ウクライナ侵攻をめぐり予備役の動員が続くロシア。銃の発砲事件が発生するなど混乱も起こっているようです。そんな中、サイバー空間での攻防は一層、激しさを増しています。
サイバー攻撃の標的はロシアやウクライナだけでなく、日本も…。一体なぜなのでしょうか?
■「知人に招集令状が…」ロシアの徴兵事務所で発砲
9月26日、ロシア国内では新たな混乱が…。

事務所に発砲音が鳴り響き、周りの人が慌てて逃げ出します。
ロシア東部の徴兵事務所で若い男が突然、銃を発砲しました。所長が銃撃され、深刻な状態だということです。
拘束されたのは地元の25歳の男。
現地メディアによると、男の母親は「知人に招集令状が届いたことに本人はとても動揺していた」と話しているということです。
一方、ロシア南部のダゲスタン共和国では25日、市民が警察車両を取り囲んでいました。
「戦争反対!戦争反対!」
ロシアで予備役の動員が進む中、反発する市民による抗議デモが行われたのです。
その後、響き渡る銃声…。抗議する市民に対し、警察が威嚇射撃を行ったものとみられます。
戦地では、ウクライナ軍の反転攻勢が続いています。ロシア軍から奪還した東部ドネツク州の村では、建物は破壊され、村のあちこちに戦闘の爪痕が残っていました。