鹿児島財務事務所は県内の法人企業に対して行った調査で、今年10月から3か月間の景気について2期連続でプラスとなったと発表しました。

調査は資本金1000万円以上の法人企業が対象で、107社が回答しました。

それによりますと、景気が「上向き」と回答した企業から「下向き」と回答した企業を差し引いた指数は12.1で、2期連続でプラスとなりました。

主な要因としては、年末にかけて食品の需要が高まることや、旅客や貨物の動きが活発になることがあげられています。

一方、雇用について「不足気味」と回答した企業から「過剰気味」と回答した企業を差し引いた指数は46.7で、雇用の「不足気味」が続いています。

今後の景況については、年度末にかけてインバウンドの増加や公共工事の受注増加が見込まれることから、上昇傾向が続く見通しです。