紫と赤のツートン、6歳の女の子

40代母親:
「ダンスを始めていなくても、子どもの髪の毛は染めていました」

ダンス教室に通う6歳の女の子。髪色は「暗めの紫」さらに毛先は「赤」のツートーンだ。3歳の頃からカラーを入れ始め、5歳で初のブリーチ。その後、3~4か月に1回色を変えているそうだ。これまでオレンジ→ピンク→紫→赤と色の変化を楽しんできた。

40代母親:
「私は髪色は黒にこだわる必要はないと思っていたので、娘に『髪の色をオレンジっぽくしてみない?』と聞いてみたんです。そしたら『やりたい!』と言ったので、本人が選んだ色を入れています」

ダンスの世界では、その世界観を表現する手段としても髪の色を変えている人が多い。ダンスが大好きだという女の子は、髪色を変えたいという気持ちとダンスを楽しむ気持ちが重なり、カラーが入った自分の髪にときめいているように見えた。

40代母親:
「決して目立たせたいという気持ちではなく、本人の気持ち・個性を大事にしたい、おしゃれを楽しませたいという気持ちが大きいです」

「歩いていると、同年代の子とかが振り向くんですよね。『髪の色が違う!黒じゃない!』と言うお子さんも結構います。でも私は『なんで髪の毛の色=黒なんだろう?何色でもよくない?』と思っちゃう」

「子どもにも『黒と決まっているわけじゃないじゃん。何色でもいいんじゃない?』と伝えています。子どもも‟個性”と思っているようで周囲の反応は気にしてないようです」