サッカーJ3・ガイナーレ鳥取を運営するSC鳥取は23日、岡野雅行代表取締役GMが同日付で退任したと発表しました。岡野氏は今後、関東リーグ1部で戦う南葛SCの事業本部長に就任します。

岡野氏は1972年7月25日生まれの現在52歳。元日本代表で、長い髪を振り乱し、人並外れたスピードで駆け回る姿から「野人」の愛称で親しまれました。

2009年からガイナーレ鳥取でプレーし、現役引退後の2014年からはSC鳥取のGMに就任。2017年に代表取締役GMとなり、ガイナーレ鳥取の強化に尽力してきました。

SC鳥取の塚野真樹代表取締役社長は、「言葉では言い尽くせない経験をふたりでしてきました。フロント加入後、見る見るうちに力を伸ばされる姿に驚いておりました。いつか大きく飛躍され私にとっては別れとなる、と数年前から覚悟はしておりました」とコメント。

そして、次のように戦友へエールを送りました。「オカ、いつもお金の心配ばかりさせて申し訳なかったです。これからもあなたらしく、日本のサッカー界を盛り上げてください。心から応援しています」

南葛SCは同日、公式ホームページで、岡野氏が2025シーズンから事業本部長に就任するとことが決まったと発表。
岡野氏は12月26日、鳥取市のAxisバードスタジアムで退任会見を開きます。