たとえば「おめでとう」は…
日本手話がクラッカーが飛び出すような動きなのに対し、国際手話は、顔の横で手を握るようにします。

「すごい!」と伝えるときも、日本手話が耳あたりから片手を前に出すのに対し、国際手話は、英語の「wow」を表現するように両手を胸の前で2回振り降ろします。

手話を完璧に習得するのは難しくても、身ぶりや表情を駆使すれば、気持ちを伝えられることも学びました。
末永アナ「私はほとんど手話やったことないんですけど、そういう人が学んでコミュニケーションをとろうとすることって、聞こえにくい・聞こえない方ってどう思うものなんですか?」
吉田愛さん「非常にうれしいです。自分の言語が手話なので、それを理解してもらえるのは非常にうれしい。話したいという気持ちが伝わるのがうれしい」
ほかにも、国際手話の「がんばれ」は、こぶしを下から突き上げます。「サポーター」という意味を表していて、「あなたのサポーターです」=「がんばってください」という意味を伝えられるんだそうです。

手の動きだけではなく「表情」がとても大切で、海外の選手でも、身振り手振りと表情だけで伝わることも多いと教えてもらいました。