海外のセレブが着始めてじわじわ人気に
日本総研の調査によると、2022年の日本で手放された服の量は、年間で約70万トン。そのうち、68%は可燃ごみ、不燃ごみとして捨てられているのが現状です。
<社会部 山本太朗記者>
「昔のサッカーのユニホームを再利用する動きは、スポーツ用品店でも進んでいます」
<スポーツショップアラジン 海野健多郎社長>
Q. どんなコーナー?
「こちらが各クラブや代表の1990年代から2010年代のレトロなユニホームを集めたコーナー。海外モノからJリーグ、日本代表」
静岡市清水区のスポーツ用品店「スポーツショップアラジン」では、2024年春から、1990年代から2010年代のレトロなユニホームを販売しています。
「最初、海外のセレブが着始めて、『ブロークコア』といって、スポーツのアイテムを取り入れるファッションがじわじわ人気が出てきて、今年の夏あたり、日本でも火が着いている」(海野社長)
使わなくなったユニホームを手放すのではなく、普段着として取り入れる新しいファッションのスタイルが日本でも広がり始めています。
「リメイクすることによって廃棄が減らせるとか、自分たちが伝えた内容が、またひとりひとりに広がっていって、大きな流れになるのを期待している」(長谷川さん)