ガムをふくらませて口の健康づくりに役立てます。

ガムによる口のトレーニングを積んできた周南市の幼稚園児らが20日、歯科医師らと成果を確認しました。
山口県が口の健康を呼びかける「健口(けんこう)スマイル運動」の一環で、県歯科医師会とロッテが連携して行うものです。

周南市の徳山めぐみ幼稚園では園児が1日2回、5分間ガムをかんでかむ習慣をつけるトレーニングをしてきました。
2か月の成果を確かめるため、しっかりかむと唾液に反応して色が変わる特殊なガムをみんなでかみました。
風船ガムはあごのほかに、舌の動きや息を吐き出す力を鍛えます。

県歯科医師会小山茂幸会長
「よくかむっていうことが唾液が出て虫歯予防、あごが大きくなるので歯並びがよくなったり、味覚がよくなったり頭にも血流量が増すので脳にも活性化になる、いろんな効果がある」
登場したサンタクロースとどちらがうまくガムをふくらませるかを競いました。

園児
「ガムをかんでふくらまなかったけど、ガムをかんでしっかりげんきをつける」
去年発表された結果では、トレーニングで園児のおよそ6割がかむ力が改善されていました。県歯科医師会では家庭でもかむことの大切さを考え、実践してほしいとしています。