12月21日は1年で昼の時間が最も短い「冬至」です。山口県周南市の徳山動物園では20日、園の人気者が温泉を楽しみました。

福満まい記者
「寒い日が続く中、あたたかい温泉が身にしみます。温泉が好きなのは人間だけでなく、カピバラも一緒のようです」

なんとも気持ちよさそうなカピバラたち。つかっているのは、「美肌の湯」とされる周南市「湯野温泉」の温泉水です。

カピバラに寒い冬を健康に乗り切ってもらい、徳山動物園や周南市が盛り上がってほしいと、徳山ライオンズクラブが園に贈りました。

あすは1年で昼の時間が最も短い「冬至」。湯船にはゆずが浮かべられ、大好物のカボチャももらってカピバラたちもご満悦の様子でした。

来園者も一緒に楽しめるようにと、同じ湯野温泉のお湯を使った足湯も3日間限定で設置されます。冬至に香りの強いゆず湯に入ると、かぜをひかないと言われています。

足湯に入った子ども
「(Qお湯どれくらいあたたかい?)えっと、いっぱい。あったかい」

徳山ライオンズクラブ椎木一三・会長
「寒い時期なんで、ほっこりしてもらえればうれしいし、子どもさんたちが喜んでますからね、よかったなと思います」

カピバラの温泉と足湯は12月21日と、2月22日の午前10時半から午後1時まで設置されます。足湯を体験した大人先着200人には、湯野温泉「湯や晴ル音」の日帰り半額入浴券がプレゼントされます。