
(MBS三澤肇解説委員)
「G8には参加できないですから、今は排除されているので。G20には参加したいという意向は当然あるでしょうね。そこで自分たちの味方を増やしたいというのは当然あるわけですよ。この前の中国の習近平氏との話も含めて、味方を増やしたいんだけど中国は思うようには動いてくれていないというあたりで、そのあたりもご誤算じゃないですかね」
(中村教授)
「それとG20で中国をあてにしてるわけですけども、けさ入ってきたニュースによれば、今、国連総会が開催されていますよね。そこで中国の王毅外相はEUの代表団に『自分たちはヨーロッパの立場を支持します』と。『この戦争を外交交渉で解決するというヨーロッパの立場に大いに賛成である』。そして『ロシアがウクライナで犯している戦争犯罪については、きちんと客観的事実に基づいて調査すべきだ』ということを言ったということで、プーチン大統領は焦るんですね。G20に行ってしっかり中国の本音を知りたいと」
ーー中国は、ロシアとは何かつかず離れず微妙なところで止まっていたと思いますが、踏み込みましたね?
「そうなんですよ。だからプーチン大統領に焦りが増してきているということで、G20にはどうしても行きたいと」
ーー中国としては、これ以上ロシアに近づくと、こっちが損するみたいな判断があるのでしょうか?
(MBS三澤肇解説委員)
「先日の中国とロシアの首脳会談で習近平氏はウクライナの軍事侵攻については触れなかったんですよね。わざと触れなかったと思うんですが、王毅外相がそこまで踏み込んだということになれば相当なメッセージであることは間違いないと思いますね」
4州で「ロシア編入」問う住民投票…個別訪問!?の投票を実施

「ありえないですよね、常識的に」
ーー投票の担当者が家を訪問し「投票してください。賛成ですか、反対ですか、どっちなんですか」という…それでちゃんとした投票はできるのでしょうか?
「しかも、投票日に選挙へ行く際、透け透けの投票箱に投票するわけですよ。そこをロシア人の武装兵士がずっと見ているわけですよね」
ーー中村先生によりますと、投票は出来レースですよと?
「大体もう事前の世論調査結果が出ていて、大体60~70%近くの賛成を得られるであろうという情報を走らせるんですね」














