インフル患者数増加 警報や注意報も…

井上貴博キャスター:
インフルエンザに加え、それ以外の感染症も流行っているため、感染症にアプローチする薬が不足しているということです。

12月9日~15日のインフルエンザの定点医療機関あたりの患者数は、前の週に比べ、▼警報レベルの大分は約3倍増加、▼注意報レベルの大阪は約2倍増加、▼注意報レベルの岩手は約2.5倍増加、▼東京も約2倍増加となっています。みなさんの周りでも流行っているのではないでしょうか。

今年のインフル特徴は「吐き気」 市販薬にも注意 

今年の季節性インフルエンザの特徴は、高熱・頭痛・全身の倦怠感に加え、「吐き気」があげられるということです。

「市販薬を飲んで治そう…」と思う人も多いかもしれませんが、注意が必要です。

いとう王子神谷内科外科クリニックの伊藤博道院長は、「手当たり次第に解熱剤などを服用するのは危険。市販薬のなかには中枢神経系の障害が出る可能性もある」として、医療機関を受診してほしいとしています。

年末年始に体調を崩した場合、どうしたら良いのでしょうか。

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