インフルエンザが全国各地で流行しています。年末年始に向けて、さらなる感染の拡大が懸念されています。
医師「血圧や脈拍や意識にまで影響を及ぼすような重い症状」今年のインフル
寒さが厳しくなり、空気が乾燥する今、猛威を振るっているのが、インフルエンザです。都内のクリニック「いとう王子神谷内科外科クリニック」では…

患者(50代)「せきが辛くて、ここが痛いんですよ」
伊藤院長「肋骨が折れそうなぐらい?」
患者(50代)「そう」
3日前にせきや発熱などの症状が出たという女性は、「インフルエンザA型」に感染していました。
いとう王子神谷内科外科クリニック 伊藤博道院長
「2週間前から突然ですね、その前の5倍ぐらいのインフルエンザの陽性の患者さんになったんですよね」
19日、東京都はインフルエンザの患者数が「注意報レベル」に達したと発表。1医療機関あたりの患者数が1週間前と比べ倍増し、今後4週間以内に大きな流行が起きる可能性があるとされるレベルに達したということです。
今年の特徴として、高熱や頭痛、全身の倦怠感などの症状に加え、「吐き気」を訴える患者が多いといいます。さらに…

いとう王子神谷内科外科クリニック 伊藤博道院長
「(患者が)エレベーターの中で意識を失ってしまって、倒れてしまった。血圧や脈拍や意識にまで影響を及ぼすような重い症状の患者さんが、毎日のようにいるというのが今年の特徴かなと。今年のインフルエンザは一味違うと思った方がいいのではないか」