長野県白馬村のスキー場に新たなゴンドラリフトが完成し、ウィンターシーズンの誘客へ期待が高まっています。

午前中は晴れ間も覗いた、白馬村の「白馬岩岳マウンテンリゾート」。

20日からの冬季営業の開始を前に新しいゴンドラが完成し、19日に竣工式が行われました。

「3・2・1どうぞ!」

星野裕二(ほしの・ゆうじ)社長がボタンを押すと、ゴンドラが始動。

さっそく出席者が乗り込み、乗り心地を確かめていました。

森記者:
「新しいゴンドラの車内はこのように広々としています。スキーやスノーボードはもちろん、マウンテンバイクも持ち込める。360度のパノラマも楽しめる」

38年ぶりに新設されたゴンドラは、およそ21億円をかけて2022年から建設を進めてきたもので、大型の10人乗り。

従来より速度もアップし、1時間当たりの輸送力がおよそ1.8倍になったほか、支柱の数を半分にしたことで快適性も向上しました。

スキーをしない人にも訪れてほしいと、山頂には新たなエリアが。

焚火を囲んで一息つきながら、マシュマロを焼いたり、焼きたてのピザを楽しんだりすることができます。

岩岳リゾート 星野裕二社長:
「夏も過去最高のお客様をお迎えできましたし、世界水準のオールシーズンマウンテンリゾートを目指してスタッフ一同、力を合わせて頑張っていきたい」

スキー場の積雪量も十分。

14万7000人が来場した、昨シーズンを上回る集客を目指します。