専門家「個人は今後ネットバンクに行く時代になる」
振り返れば、銀行の不祥事はほかにもあります。元銀行員で金融ライターの椿慧理氏によりますと、昔からある事案は、「外回り」で預かったお金を着服して偽の証書を渡したり、現金で税金の支払いをしたはずが、その分が払われてなく、3年後に本人に届いた督促状で明るみになった、など。
エリートと呼ばれる銀行員が、こういったことをしてしまう理由。多いのが・ギャンブル、さらに・住宅ローンを組んだ時だそうです。支出が増えて自身の収支バランスが崩れたときに、目の前で大金が動くのを見て、不祥事を起こしたという話もあるようです。半沢頭取の会見では、今回の元行員はお金を散財していたのでなく、投資に回していたのでは、という話もありました。
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いまの銀行の考え方。金融ライターの椿慧理氏によりますと、銀行の稼ぎはほぼ「法人」です。最近は定期預金のノルマなどもないそうで、個人顧客はお金ばかりかかって儲けにならないそうです。
ATM1台1か月の運用コストは数百万円だそうで、本当は減らしたいし、実際に減るかもしれません。個人は利便性を考えても、ネットバンクを利用していく時代になってきているという見解を示しています。















