長崎市の中学校で「ドローン」の体験授業が行われました。操縦方法を教えるのは、高校生のドローンパイロットです。

「こっちの黒いプロペラが自分の方を向くように置いて飛ばしてあげてください。」

将来の進路選択に役立ててもらおうと17日、長崎市立長崎中学校の2年生68人を対象に初めてドローン体験授業が行われました。

「左のスティックを下げてもらったらスタートするんで」

講師は、長崎総合科学大学附属高校でドローンに関する知識や技術を身につけ、ことし1月、民間資格を取得した高校生ドローンパイロットです。操縦は、想像以上に難しいようです。
「違う、違うこれ違う」

中学生「違うコントローラーが繋がってるから」

中学生「難しかったです。思った方向に行かないです」

中学生「めっちゃ楽しかったです」

パソコンを使って操縦の疑似体験もしました。

中学生「普段見られないようなところから景色を見られるからすごく面白そうだなと思っています」

指導した高校生
「中学生は好奇心旺盛なんでぐいぐい来てくれるところがやっぱ嬉しいですね。教えることによって自分も学べることがあって。自分の行きたい道を歩んでほしいですね」
高校と中学校が連携し初めて開かれたドローン体験授業。

教える喜びを知った高校生ドローンパイロットの中には、今後、さらに技術を磨き、国家資格取得を目指すということです。