マーキングのデジタル化 どうすれば?
井上貴博キャスター:
むしろ印・痕跡を残すことが犯行グループにもリスクに思えますよね。
元警視庁警視 櫻井裕一さん:
リスクもありますが、結局、下見役と実行役がわかればいいわけです。指示役が「このマークをつけろ」、実行役に「このマークがついている家を狙え」ということであれば、どんなマークでも、どんな形でもいいんです。
今回公表されたことによって、間違いなく犯人側は「M」「w」「8-20」「R」「〇」は使わないと思います。
例えば、「〇」「△」「□」でもいいし、黒でも、赤でも、青でも、いいわけです。決めたことを、下見役と指示役と実行役がわかっていればいいことなんです。
形などではなく、マークされていれば危ないと思った方がいいと思います。
ホラン千秋キャスター:
マーキングされていれば、「目付けられているんだ」と思えますが、アプリ上に記録されて、誰かとシェアされていたとしたら、知る由もないわけじゃないですか。
防犯面でも、結構限界がありますよね。
元警視庁警視 櫻井さん:
それは本当に怖いです。どうしようもないですね。
元競泳日本代表 松田丈志さん:
デジタル上の情報はいくらでもとれるし、拡散もできると思います。そもそも、家の防犯対策をしっかりやるというところに行き着くのではないかと思います。
元警視庁警視 櫻井さん:
その通りで、自宅に入れないようなことを対策しなければいけないと思います。