香川県に住む40代の男性が、11月29日に特殊詐欺の被害にあい、暗号資産約5000万円相当をだましとられていたことがわかりました。
警察によりますと、今年11月29日、男性は、「再度登録をしないと取引できなくなる」などと書かれた暗号資産取引所を装う偽メールを受信しました。本物と誤信した男性は、メール本文内のURLにアクセスし、ログインに必要なメールアドレスやパスワードなどの情報を入力しました。
その後、男性が暗号資産取引所のアカウントを確認したところ、保有していた暗号資産約5000万円分がなくなっていることに気が付いたということです。
警察は、フィッシングの手口による不正送金(送信)の事案で、被害者の暗号資産取引所のアカウントが不正アクセスされ、保有していた暗号資産約5000万円相当が、他人の暗号資産アドレスに不正に送金されたとみています。
香川県警では下記のとおり注意を呼びかけています。
【金融機関等の企業を装った偽サイトに誘導するメールやSMSに注意してください】
・メールやSMSに記載されたリンク(URL)をクリックしない。
・携帯電話会社等の迷惑メールブロック機能を活用する。
・生体認証を活用する(パスワードを使用しない)。
・パスワードを使用する場合には使い回しをしない。