事件捜査などで使われる似顔絵作成の講習会が、山口県警でありました。

講習会は「似顔絵捜査官」の後継者育成などを目的に行われていて県内の警察官ら42人が参加しました。

講師は、美祢市出身の漫画家・苑場凌さんです。

苑場さんは、「特徴を誇張して描くこと」などのポイントを実践しながら講義をしました。

山口県警はおととし、タブレットを使った「デジタル描画」を全国で初導入しました。

光警察署 中村美夏 似顔絵捜査官
「タブレットは被害者の人が、これちょっと違うよといった場合に、すぐ修正がきくところが利点」

今年作成された似顔絵は98件で、そのうち15件が事件などの解決に繋がったということです。