大田市静間町の海岸近くで作られているのは、目の前の日本海で汲み上げた海水を2日間かけて炊き上げて作る天然塩です。
「海水をどんどん足して、煮詰めていきます」
そんな伝統的な塩作りに挑戦しているのが、渡部ゆうこさん。

むすびや 渡部ゆうこさん
「2日目は4時間、5時間煮詰める。風と湿度で、ちょっと時間が定かじゃないんですけど、塩が上がるまで、炊き続けていきます。
自然がいかにうまく巡るかをお手伝いして、調整する係でしかないから。あんまりエゴとかの域じゃないところで作業してるのが、すごく気持ちいい」