原告側は「寄り添った判決」

憲法13条も含めた「違憲」判断を原告側は「当事者に寄り添った判決」と受け止めていました。
当事者の声は・・・

原告(福岡市居住)まさひろさん「自分たちで選んだ性的指向でもない。この生まれ持ったもので結婚ができないという風に、権利が今ない状況っていうのはとても苦しいというところに寄り添ってくださったようなコメントがすごく見えました」
原告(福岡市居住)こうすけさん「私にとってはとても画期的であり、すごく背中を押してくださる自己肯定感がとても上がるものでしたが、立法府はこの判決を重く受け止めて、早急に法制度の作成に着手していただきたい」
原告(熊本市居住)こうぞうさん「ずっと自分が抱いてきた疑問に対して、やっぱり自分は間違っていない。これはやっぱり今までのあり方、社会での扱われ方の方が誤っていたのだという答えをやっていただけたような気がして嬉しく思っています」
原告(熊本市居住)ゆうたさん「なんでそんなに幸せになれる人を幸せにしないで放置しておくんだろうという疑問が、やっぱり私の中にはもうずっとあるので、もういち早く多くの人が幸せになる世界になることを祈っているところです」
高裁では3件目の「違憲」判断に
同性婚をめぐる二審判決では札幌高裁と東京高裁で「違憲」の判断が示されていて、13日の福岡高裁判決で3件すべて「違憲」の判断が示されたことになります。