青森県野辺地町が発注した2件の工事の入札を巡り、談合が疑われるとして、議会が設置を決めた調査特別委員会、いわゆる“百条委員会”の1回目の会合が12月26日に開かれることになりました。

野辺地町の議会には、百条委員会の委員6人が集まり、非公開で委員会の1回目の会合の日程を話し合いました。

議会では、12月の定例会で、6月に町が発注した工事の入札を巡り、1件は予定価格と同じ金額で落札され、もう1件は2社が最低制限価格と1円単位まで同じ金額を入札し、くじ引きで落札者が決まったことについて、談合があったのではないかと指摘する声があがりました。

13日の話し合いの結果、百条委員会の1回目の会合は、12月26日の午前9時半から開くことを決めました。

百条委員会 赤垣義憲 委員長
「まずは事実確認。疑惑が持たれていることに関して、関与があったのかなかったのか『白』か『黒』かというところを、しっかりと追及解明できるような形でやっていきたい」

26日の1回目の会合では、調査の内容や今後の日程などが話し合われるということです。