核兵器の廃絶に向けた平和活動や被害者支援に役立ててもらおうと、山口県友愛連絡会が山口県原爆被爆者支援センター・ゆだ苑に寄付金を贈りました。

寄付したのは、山口県内の労働組合10組織からなる「山口県友愛連絡会」で、八代拓理事長に10万円の目録を手渡しました。

寄付は、およそ2万人の組合員から集めたもので「山口県友愛連絡会」は、およそ20年間続けています。

山口県友愛連絡会・長山文子 会長
「核兵器で被害を受けた方がいっぱいいる。ずっと皆さんが忘れないようにしていただければ」

山口県原爆被爆者支援センター ゆだ苑 八代拓 理事長
「ゆだ苑は補助金と寄付金で成り立っている組織。今回いただいた寄付金もこれまで通り、被爆者の支援と相談、平和活動にあてていきたい」

日本被団協は24年、ノーベル平和賞を受賞しました。

「山口県友愛連絡会」は、県の被団協と協力して、核兵器廃絶などを訴えてきたゆだ苑の活動の輪がさらに広がることを期待したいとしています。