インフルエンザの感染が拡大しています。12月11日、発表されたインフルエンザの感染者数が、前の週に比べておよそ2.4倍に増加しました。山口県は感染対策に努めるよう呼びかけています。

山口県健康増進課によりますと12月8日までの1週間に、県内67の医療機関でインフルエンザに感染した人は605人でした。
1医療機関あたり9.03人と前の週の3.75人からおよそ2.4倍、増加しました。
地域別でみると山口・宇部市が16人と最も多く、次いで防府市が14.6人となっています。

また、12月11日までにのべ61の就学前施設や小・中・高校などで集団発生し、学年閉鎖などの措置が取られました。
山口県は「今後さらなる感染拡大が考えられる」として、ワクチン接種やこまめな手洗い、マスクの着用や換気などの基本的な感染対策に努めるよう呼びかけています。