木の実や枝を使った工作を楽しんで、森の大切さを知ってもらおうという教室が山口・萩市の小学校で開かれました。

「森の学校」には、山口・萩市の白水小学校と三見小学校の児童、合わせて29人が参加しました。

山口県の職員から、木がたくさんの二酸化炭素を吸収するので、森林が地球温暖化防止に役立っていることなどを教わりました。

児童たちは、萩産の木材やどんぐりなどを使った工芸に挑戦しました。

児童
「付いた、いい感じだ」

地元の林業関係者などで作る「萩育林会」が企画したもので、児童たちは、木の枝や木の実を思い思いに配置し、色を塗ったり、接着剤で貼り付けたりして作品を仕上げました。

児童
「森の中の自分の秘密基地を考えて作ってます。動物たちの家をイメージして作ってます」

自由な発想で自然を上手に利用した楽しい作品が出来上がりました。

児童
「萩の物って自分のところの物を使えるのがうれしいと思いました」

児童
「森を大切にしようと思いました」

作品作りを通して森の働きや大切さなどを実感しているようでした。