管轄する地域で交通死亡事故が相次いだ丸亀警察署で、特別取り締まりの出発式がきのう(9日)行われました。

年末年始の交通安全県民運動に先駆けて、きのう行われた出発式には、警察官ら約20人が参加しました。先週、管轄する地域で道路を横断していた高齢者が、車にはねられ、死亡する交通事故が2件相次いだことを受けたものです。

管内では、今年の交通事故による死者がおととい(8日)までに6人となっています。

(丸亀警察署 馬場宏司署長)
「期間中だけでなく、年間を通して交通死亡事故をゼロにしたいと考えています。そのために、できることはなんでもするという形で進めていきたい」

警察では、歩行者妨害の重点的な取り締まりと、高齢者を中心に反射材着用や安全確認の徹底を呼びかけることにしています。