人やお金の動きが活発になる年末に向け、金融機関を狙った強盗や、うそ電話詐欺の被害を防ごうと山口県下関市で対策が話し合われました。
市内に支店や本店がある金融機関と警察で組織される「下関地区金融防犯協力会」の会合が開かれ、会長を務める山口銀行本店営業部の村上慎部長が「強盗は事前に下見する場合があり、日頃のあいさつや防犯対策が抑制となる」と呼びかけました。
つづいて下関署の石田篤史署長が「詐欺被害に歯止めがかからない。金融機関は被害を食い止める、まさに最後のとりで」と協力を求めました。
県内で確認されたうそ電話詐欺、SNS型投資・ロマンス詐欺の被害額は、今年10月末までにおよそ10億2500万円余りに上っています。
会では個人が定期的に入金しているあやしい取引を監視し、情報を共有するといった対策を申し合わせました。
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