イギリス君主として歴代最長の70年の在位を誇ったエリザベス女王が2022年9月8日、96歳で死去。ロンドンでは9月19日、エリザベス女王の国葬が行われました。
エリザベス女王のひつぎがウェストミンスター寺院に運ばれる模様や、埋葬地のウィンザーへと向かう様子など、ライブ配信でお伝えした映像を再編集し、アーカイブ版として再配信します。
(※国葬会場内の映像など、一部権利の関係で配信できない部分はカットしています)

エリザベス2世は1926年4月21日生まれ。1952年、父親のジョージ6世の死去を受け、25歳で即位しました。

1975年5月には夫のフィリップ殿下とともに来日し、都内約2キロをオープンカーでパレード。沿道には11万人以上の人たちが集まりました。

90年代以降は、当時のチャールズ皇太子とダイアナ妃の離婚問題など王室は相次ぐスキャンダルに見舞われ、1997年にダイアナ元妃が突然の事故死。英国中が騒然となる中、「対応が冷たい」と女王に批判が向けられたこともありました。

2022年6月には即位70年を記念した「プラチナジュビリー」を祝い、4日間にわたる式典が行われました。しかし、女王は体調を崩し一部の行事を欠席していました。

そして夏の静養先であるスコットランドのバルモラル城に滞在していた9月8日、亡くなりました。

国民に寄り添う姿を見せてきたエリザベス女王。その死を悼む声が世界から寄せられています。