就職氷河期世代を対象にした県職員採用試験の1次試験が仙台で行われ10人程度の採用枠に対し380人余りが受験しました。

この県職員採用試験はバブル経済が崩壊した後の景気低迷期に就職活動をしていた「就職氷河期世代」を支援しようと行われたものです。1970年4月2日から1986年4月1日までに生まれた人が対象で県庁や県警の事務職員など4つの職種であわせて10人程度を採用します。試験には384人が挑み平均倍率は38.4倍となりました。

県人事委員会事務局・吉田司総務課長:「(受験者は)様々な分野でいろいろな経験を積まれた方だと思うので、その経験を宮城県のため県民のために発揮してもらいたい」

作文や面接などの2次試験は、来年1月11日から行われ、1月下旬には合格者が発表されます。