南海トラフ地震の発生を想定した総合防災訓練が岡山県倉敷市で行われました。

訓練は四国沖を震源とする地震により倉敷市内で最大震度6強を観測した想定で、市役所本庁と支所の職員あわせて約550人が参加しました。

今年1月の能登半島地震では大規模な通信障害が発生したことから、今回の訓練は情報通信機器の利用を制限し、会議室に対策室を設けて各部署の情報共有と対応を行いました。

(倉敷市総務局 大本進危機管理監)
「日ごろからこういう大きな地震があったらどうなるであろう、そういうイマジネーションをしっかり身につけることも必要だと思います」

倉敷市は市民の安全を守れるよう、南海トラフ地震の発生に備えたいとしています。