新規のスポンサーの開拓と同時に、既存のスポンサーに、どれだけ新たな出資をしてもらえるかも、今後の収益拡大のカギです。
多忙な日々を送る小澤社長ですが、週に1回はトップチームの練習場を訪れます。

小澤修一社長:
「試合の勝負の結果だけじゃなくて、そこに至るまでにどういう1週間のプロセスを踏んで挑んでいったかっていうところがやっぱり気にはしています」
「ただやっぱ自分がグラウンドに行っても別にチームが強くなるわけじゃないし、クラブの経営を通して応援する人たちを増やして、それをお金に変えてピッチの結果に反映させていくっていう仕事が、自分の仕事かなと思っているので」
7日にJ2昇格をかけた大一番へ挑む、松本山雅。
選手時代に、昇格の喜びと昇格できなかった悔しさの両方を味わったことがあるからこそ、小澤社長には募る思いもあります。
小澤修一社長:
「これは本当に自分の人生の中で多分一生忘れられないというか、一番うれしい瞬間の一つなんだろうなってずっと思ってます、今でも。やっぱり選手たちには成功体験を積んでもらいたいし、ここで昇格することでずっと語り継がれるシーズンになると思うので」
立場は変わっても、山雅のエンブレムを背負い日々を戦う思いは同じ…。
小澤社長はこの街で、山雅のために走り続けています。