なぜ日系二世は戦地に身を投じたのか
40年に渡り日系二世兵士を撮影してきた宍戸さん。二世の若者たちがアメリカ兵として戦地に身を投じた理由があったと話します。

写真家 宍戸清孝さん:
「自分たちは(敵性外国人という)汚名を晴らす。それを証明する。戦争を通して証明することの悲惨さですよね。自分たちの子ども、孫、ひ孫が一生涯最低の地位に置かれるのは、とてもプライドが許せなかった」

第二次世界大戦で日系二世兵で組織された部隊は、激戦地のイタリアやフランスに派兵されました。
「GO FOR BROKE(当たって砕けろ)」これが、彼らの合言葉だったといいます。多くの死傷者を出しながら数々の勲章を手にしました。