治安の悪さを改善へ…「西成特区構想」が始動
あいりん地区にはマイナスイメージもあります。例えばゴミや不法投棄、衛生面の問題。覚醒剤の売買が行われるなど治安が悪く、違法賭博や貧困ビジネスといった暴力団の介入も問題となっていました。
そうした中、2013年に「西成特区構想」が始まりました。第1期・第2期・第3期に分けて、段階的に街を再開発していく取り組みです。実際に野宿者は減少し、街もきれいになり治安の悪さが改善されました。
現在は、あいりん総合センター跡地の建て替えや不登校への対策、学力の向上など教育面にも着手しているということです。