ハリウッドの”大物”が町に!

そしてこの日、2人の外国人が添田町を訪れました。実はこの2人、超大物。世界の映画ロケーション組合の会長、ジョン・ラキッチさんと、ハリウッドのロケーション組合員でもあるマイケル・ウェスリーさん。
世界的大作のロケ地選定に大きな影響力を持つ映画業界のキーマンです。添田町へのロケ誘致を目指すマットさんたちにとっては、これ以上ない大一番。

案内したのは、日本三大修験道のひとつ、霊峰・英彦山に鎮座する英彦山神宮です。
町が誇る修験道の霊場「まさに理想的!」

マット・テイラーさん
「これ見て。これ外せるんです。一番の財産ですよ」

マットさん、参道の手すりが簡単に取り外せることをアピールします。

マットさん、宮司に一行を紹介します。
マット・テイラーさん
「お世話になります。こちら、ハリウッドのロケーション組合の理事です」
英彦山神宮 高千穂秀敏 宮司
「あんまりピンとこんけどすごい」

マット・テイラーさん
「きょうから世界の映画業界が英彦山神宮を発見することになる」

英彦山神宮 高千穂秀敏 宮司
「よろしく」

Q 宮司としても歓迎?
「全然違いますよ。マットから影響受けてウェルカムになった。県の事業とかああいうのは。僕だいたいインバウンドは受けてなかったんですよずっと。けれど熱弁が響いたわけです。熱い言葉に少しは寄り添っていかなければという思いだけ」

英彦山の中腹にあるのが英彦山大権現。
四方の山を借景にして、広大な庭園が整備されていますが、地元の人にもあまり知られていない穴場です。

ハリウッドのロケーション組合員 マイケル・ウェスリーさん
「美しい!」

この日、一行は英彦山周辺の6か所を回りました。

映画ロケーション組合会長 ジョン・ラキッチさん
「本当に感動したよ。きょう見せてもらったロケーションは素晴らしく、予想をはるかに超えてきた。感心しすぎて言葉も出ない。歴史ドラマからSF、ファンタジーまで、本当にたくさんのインスピレーションがわきました。そして石造りの建築、木々、森、大自然……どれも創造力を刺激する可能性に満ちている。クリエイティブなことをする場所を探している人にとって、まさに理想的な場所だと思う。『SHOGUN』はここで撮るべきだね」














