クリスマスや正月などで肉の消費が増える年末年始を前に、食肉の産地表示が適正かどうかチェックするパトロールがスーパーでありました。

「店頭表示調査パトロール」は、食の安全を守るため食肉の原産地や、加工場所などの表示が正しく行われているか確認するため、県食肉公正取引協議会が毎年、肉の消費量が増える年末年始を前に、抜き打ちで行っているものです。

5日は、協議会や県の職員ら9人が鹿児島市内の精肉店やスーパーの7か所を回って、肉の個体識別番号の表示や100グラムあたりの値段が表示されているかなどを確認しました。

(県食肉公正取引協議会 肥後辰彦会長)「しっかり表示されることによって、消費者も安心して買える。これをしっかり守っていかないといけない」

県食肉公正取引協議会によりますと、5日のパトロールでは2つの店で個体識別番号の記載漏れがあり、指導を行ったということです。協議会は今月までに、県内およそ100店舗で調査を進める予定です。