パリパラリンピックのブラインドサッカーに出場した松本市の高校に通う平林太一(ひらばやし・たいち)選手が3日、長野市で小学生と交流しました。
平林選手と交流したのは、長野市のグリーン・ヒルズ小学校の5年生と6年生、7人です。

交流はサッカーが大好きという5年生の相川久季(あいかわ・ひさき)さんが希望して実現したもので、子どもたちはアイマスクをしてガイド役の子の指示を頼りにパスやドリブルに挑戦しました。
相川さん:
「ボールの音だけが頼りなので、とても難しかった」
小学生たちは平林選手にパラリンピックの試合や目の見えない生活について質問し、平林選手は笑顔で応じていました。

平林選手:
「見えない状態でサッカーをするとか、歩くだけでもすごく怖いという印象を持つ人が多い」
「激しいスポーツができるということを感じてもらって、何かに挑戦する大切さを感じるスタートになれば」