気象庁は5日午後、北日本から西日本にかけての日本海側と、長野県と群馬県の北部、岐阜県山間部を対象に、「大雪に関する早期天候情報」を発表しました。この情報は該当する時期としては10年に1度レベルの現象になると予想された際に発表される情報です。来週の半ば頃から、雪の降り方に注意が必要です。また、最新の1か月予報も5日に発表されています。年始にかけて、全国的に一気に冬本番となる見込みです。
降水量・降雪量(最新の“1か月予報”)


この先、冬型の気圧配置が強まる影響で、降水量は東日本・西日本の太平洋側で平年より少なく、北日本の太平洋側で平年並みとなる見込みです。一方日本海側、特に北陸から山陰にかけては、降水量が平年よりも多くなりそうです。
降雪量は北日本から西日本の日本海側で平年よりも多くなる見込みで、特に12月の3週目ごろにかけては、降雪量がかなり多くなる可能性があります。
気象庁が発表『大雪に関する早期天候情報』(来週の半ば頃から雪の降り方に注意)

また、北日本から西日本にかけての日本海側と長野県・群馬県北部、岐阜県山間部に、「大雪に関する早期天候情報」が発表されています。この情報は該当する時期としては10年に1度レベルの現象になると予想された際に発表される情報です。来週の半ば頃から雪の降り方に注意してください。
この先は冬型の気圧配置が強まり、寒気の影響を受けやすくなることで、暖秋から一気に冬本番となる見込みです。これまでの暖かさが一転し、寒さが厳しくなる原因は、日本のはるか南の海面水温にあります。
平均気温(年末年始は平年より寒く)

向こう1か月の平均気温は、全国的に平年よりも低くなる予想です。上空約1500メートル付近の気温が東・西日本を中心に平年より低くなるため、寒気の影響を受けやすくなることが要因です。年末年始も平年より寒くなりそうです。